ピンキーリングを小指にはめるのには意味があるって知ってた?選び方と起源についても紹介

小指につけるピンキーリングの「ピンキー」ってどんな意味なの?

 

ピンキーリングの「Pinky」とは英語で小指という意味です。ピンキーリングとは小指につけるリングのことを指しています。アメリカなどの英語圏では小指は「秘密とチャンスの象徴」とされており、ピンキーリングを身に着けることで、自分自身の魅力を高めたり、幸運に恵まれたりする御守のようなアイテムとされているのです。

 

 

ピンキーリングを「右手or左手」どちらに着ければいいのか。その意味とは?

ピンキーリングを着ける際に迷ってしまうのはリングを「左手」か「右手」のどちらの小指に着けるのかということでしょう。結婚指輪や婚約指輪なら一般的に左手の薬指に着けますが、ピンキーリングには決まりはありません。ただ、ピンキーリングは御守のような効力が期待できるので、右手の小指か左手の小指かによってもらえるパワーが異なってきます。どちらの効力が今欲しいかによって右手か左手の小指か決めてみてはいかがでしょうか。

 

ピンキーリングを右手の小指に着けたときの効力

ピンキーリングを右手の小指に着けると「自身の潜在能力を高める」「自分の魅力を高める」いった効果があります。創作力や想像力、表現力など自分の持っている能力が飛躍できるため、会社の大事なプレゼンの日や、学校の試験当日、就職活動の面接日などに身に着けておくのがおすすめです。

 

魅力もあげられるため、学校の新学期や会社の転勤先や派遣先で好感度をあげたいといった時にも御守として役立ちます。恋愛面でも効果的で、片思い中の異性にアピールしたい時や相手を振り向かせたいときなどに右手の小指に着けておきましょう。

 

また緊張しやすい方で大事な会議で失敗しないか心配といった場合でも、「自信がつく」という効果もあるので、ピンキーリングを身に着けておくと緊張を和らげてくれるでしょう。

 

ピンキーリングを左手の小指に着けたときの効力

ピンキーリングを左手の小指に着けると「チャンスを呼び寄せる」「絆を確かなモノにする」といった効果があります。チャンスを呼び寄せて自分のものにする機会が得られるため、叶えたい願いがある人や、現状をより良いモノとしたい人は左手の小指にリングをはめるのがおすすめです。絆も深められるので、「友達を増やしたい」「恋人とさらに愛情を深めたい」「職場の人間関係に悩んでいる」といった場合に良いでしょう。

 

また海外では「右手の小指から入った幸せは左手の小指から逃げていく」といったことわざもあります。幸せをつかんで長続きしたいという人は、左手の小指にピンキーリングを着けてみてはいかがでしょうか。

 

ピンキーリングの選び方

ピンキーリングを選ぶ際にまず知っていて欲しいのが、自分の小指のサイズです。薬指に着けるリングの一般的な日本人のサイズは10号~13号まで。ピンキーリングになるとこれよりも小さくなり平均的なサイズは4号くらいと言われています。

 

薬指にリングをいつも着けている人は、指を使った作業をした場合やむくみなど、些細なことで指のサイズは変動することを知っているかと思います。そのため、やや大き目なリングを購入する方もいらっしゃいます。

 

ただ、小指の場合は薬指と違って全体的に細く、引っかかりが少なくなっています。薬指よりもリングが抜けやすくなっているため、ピンキーリングは自身の指にピッタリとはまるような大きさのものを購入した方が良いでしょう。

 

またピンキーリングはサイズ感だけでなく、自身に合った素材をセレクトすることで、より魅力的に見えます。宝石にダイヤモンドが散りばめられているとより美しさがあがります。

ゴールドなら華やかでエレガントに、プラチナなら上品で優しい印象に。異なった素材の重ねづけも素敵です。

 

 

ピンキーリングを小指にはめる文化はいつ始まったのか

小指にリングをつける文化はヨーロッパから始まったとされています。歴史的な研究資料によると、すでに古代ローマやギリシャ、フランスの時代では男女問わず多くの人達がピンキーリングを身に着けていました。人々は自身が持っているリングはすべて小指に身に着けるようにしており、一度にたくさんのリングをつけることは当時の人達にとってはポピュラーなことでした。

 

現在、ピンキーリングは小指に1つだけ着けることが一般的です。しかし古代ローマ時代では、この行為はマイナーな行為でした。小指にシグネットリングを着けることから、富や権力の象徴とされていたのです。シグネットリングとは今ではファッションアイテムとされていますが、本来は貴族の名刺みたいなものです。リングに貴族としてのイニシャルや紋章を刻印し、各家で大切に保管されてきたアイテムです。それを指にはめることにより、自身の貴族としての爵位や権威を表しました。

 

このヨーロッパで広まったピンキーリングは、その後アメリカで流行しました。19世紀になると、イギリスである習慣も生まれました。まだ結婚したくないという独身男女がその意思をしめすために、左手の小指にリングをはめたのです。