今年大注目のトレンドアイテムと言えば、ネックレスチェーンでしょう。人気アイドル達も続々とファッションにとり入れていることから、若い世代を中心に、シンプルなチェーンのネックレスを愛用する人が増えています。周りと差をつけるなら、ペンダントトップなどのわかりやすいポイントが無い分、チェーンの違いをよく理解して、自分のファッションと上手く組み合わせることが重要です。
チェーンの種類で代表的なものは4つ、小豆チェーン、ベネチアンチェーン、喜平チェーン、そしてボールチェーンです。
一番スタンダードな形が小豆チェーンで、輪を互い違いにつなげることでチェーンの存在感を和らげ、ペンダントトップを目立たせることができます。控えめで上品な小豆チェーンは、どんなシーンにも馴染む、使いやすいチェーンとなっています。
ベネチアンチェーンは小豆チェーンと同じ構造ですが、輪の形が四角いために目が詰まっていて、チェーンの存在感があります。金属の重厚感を感じさせるので、よりエレガントでフォーマルなスタイルに似合うでしょう。
また、喜平チェーンは、輪にひねりを加えることでチェーンの密度が高く、強い輝きを放ちます。18Kやプラチナなどの美しい素材を用いたネックレスでよく使われるデザインです。
そして、これら3つのチェーンには無い、独特の魅力を持つのが、ボールチェーンです。キーホルダーのチェーンでもお馴染みの、球体が連なった形が特徴的で、コロンとした丸みがかわいらしく、金属の強さを和らげて優しい印象を与えます。気軽に使いやすく、カジュアルなファッションに合わせるのがおすすめです。また、少しかっちり決まりすぎた服装に抜け感を出すため、あえて親しみやすいボールチェーンをプラスするというのもおしゃれです。他のアクセサリーと重ね着けするときも、重ためなテイストのチェーンと合わせることで、胸元にコントラストが生まれ、上級者の雰囲気になります。
ボールチェーンのネックレスは、玉の大きさによって印象が変化するところも魅力です。大きいものはかなりの存在感があり、男らしくクールなファッションにマッチします。反対に、小ぶりなボールチェーンは、その雫のような優しく繊細な魅力が際立ち、女性のきれいめスタイルにもぴったりです。玉の大きさが違うネックレスを重ね着けすれば、ボールチェーンの奥深い魅力をより深く味わうことができるでしょう。
そんなボールチェーンのネックレスには、注意するべき点が一つあります。球体に穴をあけて、筒状のパーツで繋いだ構造になっているため、他のチェーンに比べて強度が低く、丈夫ではないのです。保管や身に着けているときの扱いには十分に気をつけなくてはなりません。購入するときには、保管に便利な柔らかい素材でできた、専用ボックスや袋がついている商品を選ぶのがよいでしょう。
ボールチェーンの耐久性を補うためにも、使用する素材には強度の高いものを選ぶことがおすすめです。sv925であれば銀の含有率が高く、それだけ頑丈になっています。銀の強い輝きや重みも、かわいらしいボールチェーンと合わせることで、バランスよく楽しむことができるでしょう。
シルバーは価値のある金属ですが、金やプラチナに比べて、手が届きやすい価格帯なのも魅力です。カジュアルな印象のシルバーチェーンは、気軽なプレゼントにもぴったりです。恋人へのちょっとした感謝の気持ちや仲直りのプレゼント、あるいは家族やお友達へのお誕生日プレゼントにもいいでしょう。玉の大きさで印象を変えられるボールチェーンの特性を生かして、さりげないペアアクセサリーとして、カップルで着けるのも素敵です。お手頃な価格でも、シルバーアクセサリーは一生モノとして持つことができます。こまめにお手入れすれば、ずっと長く使い続けることができるでしょう。
ところで、サプライズでアクササリーを贈るときに心配なのが、金属アレルギーの問題です。せっかくのプレゼントなのに、アレルギーのせいでほとんど着けることができなかったら、贈る側も、もらった側も、寂しい気持ちになるでしょう。sv925は比較的金属アレルギーを起こしにくい素材として知られていて、ギフトシーンでも重宝されています。銀の含有率92.5%ということは、それだけ他の金属の混ぜ物が少なく、肌への負担が軽いのです。絶対にアレルギーを起こさないということではありませんが、せっかくのプレゼントであれば、価値も高く、アレルギーの心配も少ない素材を選んで、お相手の笑顔を引き出したいものです。
ネックレスチェーンの中でも個性的なボールチェーンは、sv925との相性も抜群で、丸いフォルムが、プラチナにも勝ると言われる銀の輝きの魅力を引き出してくれるでしょう。大粒のボールチェーンではよりハードなスタイルに、華奢なボールネックレスなら可愛く親しみやすい印象になります。それぞれの個性にぴったり合った、ベストなチェーンを見つけましょう。